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お線香が途中で消える?お線香と環境を見直して

お線香が途中で消える?お線香と環境を見直して

こんにちは、お線香マイスターかおるんです。

お線香を焚いている時、気がつくと「あれ?火が消えてるー!」なんて事、ありませんか?
恐らく、複数回お線香を焚いたことのある方は経験があるのではないでしょうか。

そこで今回は、消えてしまう要因と、どうすれば改善されるのかをかおるん調べ
を元に解説致します!

※お断り
当稿では、「立てた状態」と「寝かせた状態」の両方前提にしております。
地域や宗派により使用方法は多少異なりますが、一つの参考案としてご覧いただけると嬉しいです。

要因は大きく2つ





お線香が途中で消える?お線香と環境を見直して
火を点けたお線香が、なぜ最後まで(厳密に言えばに埋もれている部分より上)燃えずに途中消えてしまうのか?

まず、原因として考えられることには、3つあります。
それは、

保管環境
②使用環境
③お線香そのもの

です。順を追ってご説明しますね。

保管環境

まず、お線香の保管環境については、保管の仕方に関する記事で詳しく解説していますので1度目を通して頂ければと思います。

保管状況が望ましくない状態ですと、うまく燃えてくれないことが証明されています。

使用環境

使用する環境下ですが、「酸素量」「湿気」「風」の3つに分けていきます。

酸素量

酸素量や二酸化炭素などが不足(つまりものが燃えない気体の濃度が高い)している状態。
しかしながら、我々の一般的な日常生活上はあまり考えられないそうです。とはいえ、最近のマンションは密閉度も高く、玄関の扉を開け閉めするときの圧に驚く事があります。その中でさらに小部屋で使用するとなると、酸素量が不足するのかもしれません。

湿度

これには二つあり、
1つは、お部屋の湿度が高すぎる場合と、
2つ目は、水仕事などをした直後に濡れた手で触った場合です。

湿度については、保管方法の記事でも解説した通り、お線香の一番の大敵です。
意外と湿度や水気が原因のこともありますので、今一度確認して見てください。

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単純に考えて、火がついているのに冷房や扇風機の風が強く当たりすぎると消えやすくなります。
火種の熱量が奪われてしまうと同時に、が冷たくなって火種を覆うからも熱が奪われ、そうするとお線香の火が消えてしまうのです。

お線香にも「燃えやすい」、「燃え難い」タイプがあり、燃え難い方の場合、こうした事が発生してしまう場合があります。

それでは次項で、そのお線香の種類について解説します。

お線香(の種類)に要因がある

続いては、お線香に要因があると想定した話。
主に種類によるところが大きいそうです。

糊分が効きすぎている

原料自体や、製造工程上での計量ミスなどで起こる現象。
通常お線香は形成するために”基材糊分”を配合しているのですが、極稀に発生します。
製造工程については人員ミスなのでもちろんあってはならないことですが、糊分に天産品を使用する場合はどうしても糊の効きが異なってしまいます。
ロット・採取時期・産地全てが同じであっても、僅かな環境の影響によって糊の効き方に違いが出てしまうのです。

燃焼しない(しにくい)原料を使っている

お線香の原料には「燃焼しにくい」「燃焼しない」ものもあります。
それらを調合する上で、計量ミスなどをしてしまうと、指定量より多かったり少なかったりします。すると、結果的に途中で火の消えるお線香になってしまう可能性があります。

また、「異物混入」という可能性もあります。万全を期して異物混入はチェックされていますが、これも可能性として決してゼロではありません。

改善方法

お線香が途中で消える?お線香と環境を見直して
要因が分かったところで、どうしたら良いのか、改善策を提案していきます。
簡単に言うと上述した要因の逆を行えばいいのですが、それではお粗末なので、一つずつ説明いたします。

使用環境をやお線香を変えてみる

換気

まずやって見て欲しいのが、換気です。
密閉されていると”酸欠状態”になり、ものが燃え難い空間になってしまいます。
ですので、たまに換気をしてあげて下さい。
新しい酸素・二酸化炭素を取り込むのです。

お線香を変えてみる

そして次に、お線香を変えてみる、です。
上述しましたが、「製造ロット」や「お線香のタイプ(燃えやすい・燃え難い対応がある)」など様々な理由で、同じ商品であっても使用感が異なる事は珍しくないのです。

であれば、消えてしまうものは一旦置いておいて、新しく同じ物を購入するか、全く新しく別の商品にチャレンジしてみる、と言うのも一つの手です。
金銭的な負担が発生しますので、無理にとは言いませんが可能な範囲で検討して見て下さい。

意外と見落としがちですが、が古くなるとうまくお線香が燃えません。

特に”寝かせて”使用する方は、この方法が有効です。
お線香は、空気に触れる事が燃えると言う特性がありますので、寝かせると空気に触れる面がその分減るためそもそも燃え難い状況であると言えます。

燃えたお線香のはもちろん、最後の燃え残り(立てた場合した何ミリか残りますよね)が溜まってくると、中の酸素量が確保できなくなります。
ですので、”ふるい※”で綺麗に漉してあげたり、かき混ぜてあげたり燃え残りを取り除いて見て下さい。

ふるいとは:ザルのようなステンレス製のもので、不純物や燃え残りの短くなったお線香を取り除き綺麗にするもの。仏壇屋さんなどで必ず置いています。

そしての中は常に酸素が入っている状態で、ふわふわにしておくことをオススメします。

古すぎてしまう場合は、新調する方が手っ取り早いですね。仏壇屋さんなどで数百円で購入可能です。
また、寝かせるタイプ専用のも売っていますので、店頭で問い合わせて見て下さい。

まとめ

お線香が途中で消える?お線香と環境を見直して
いかがですか?
お線香の燃える原理が分かれば、比較的燃えやすい環境を作る事が出来るかと思います。
まとめると、①酸素量がある、②湿度が高くない、③風が強くない、この3つの環境下で、更に、④お線香を変えてみる、⑤灰の掃除や買い替えをする、の5点になります。

皆さんのお線香ライフが、少しでも快適に改善されることを願っています!

かおるんの一言ポイント

✔︎燃え難い=機能性があると言う証拠でもある

本文で述べましたが、途中消えると言うことは、燃え難いお線香である場合があり、そう考えると、「煙を少なく」とか「を少なく」と言う機能性を伴っているとも言い換えられます。

何事もそうですが、物事には一長一短あります。
お線香でも、同じことが言えるんですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!