お線香やお香が途中で消えてしまうならコチラ!
お線香マメ知識

脱毛にお線香を使っていた?!意外すぎる事実とは

脱毛にお線香を使っていた?!意外すぎる事実とは

こんにちは、お線香マイスターのかおるんです。

今回は、ちょっとドキッとする内容かもしれません。
テーマは…「脱毛とお線香」です!

何を言い出すの?!とお思いになったことでしょう。
でも笑い事ではなく、真面目な話本当にお線香でムダ毛の処理をしていた時代があるというので、
あなたにもこの興味深い話を聞いてほしいと思いました😋

脱毛にお線香が使われていたのは江戸時代?





実際に脱毛にお線香が使われていた時代、それは江戸時代まで遡ります。
当時、もちろんシェーバーなんて便利なものはありませんから、当時にしては最も画期的で合理的な手段だったものと思われます。

一番古いムダ毛処理は平安時代から

平安時代の浮世絵から見て取れるのは、白塗り&太い眉毛や、「まろ眉」の女性が描かれていること。

この時代は、女性は眉毛が太いのが特徴の一つですが、もちろん自然に太い眉毛やまろ眉になったわけではないのです。
実は、”眉毛を抜いて”眉を引く(描く)ことであの特徴的な眉毛を作っていたのです。

綺麗に見た目を整える為、眉毛を抜く……これも一種のムダ毛処理ですよね。

ちなみに当時のムダ毛処理といえば、眉毛を抜くことでした。
肌を見せる機会が、夫の前ですら滅多に無かった為、当時はまだ顔以外の処理をする必要が無かったようです。

江戸時代へ

ムダ毛を処理する手段があったとはいえ、江戸時代においては一部の人しか脇毛処理をしていませんでした。

江戸時代の浮世絵を見ると、女性の脇毛はしっかりと描かれているこのから、一般的な女性はこの頃はまだ無駄毛の処理は一般的では無かった、ということが見て取れます。

しかし眉毛に関しては、太いものから細い眉毛に整えるのが流行っていたようです。

そして例外として、実は”遊女はムダ毛を処理していた”とされています。
また脇だけではなく、それ以外(足など)も、仕事柄の理由で処理をしていたようです。

どんな風にお線香を用いていたのか





それではいよいよ、お線香で脱毛する具体的な方法についてですが、いわゆる”ヒートカッター”と同じような原理なのです。
(記事下部に詳しいことを記載しています)

念の為申し上げておきます。
絶対に真似をしない」でくださいね。

お線香で脱毛する原理

火のついたお線香の赤くなってる部分、ここを火種(ヒダネ)と呼ぶんですが、この部分なんと700〜800℃とものすごい高温です。

この火種で、毛を焼き切るというなんとも原始的かつ危険な方法になります(笑)。

なぜ火を使うのか?というと、火(熱)で毛の先がチリチリと燃えて縮むから。
縮むということは、丸まるのです。そのため、その部分がチクチク痛かったりくすぐったいということがありません。

手順

・線香に火をつけ、炎を消し、煙が一筋立っている状態にする
ムダ毛を数本、指でつまんでピーンと張る
・カットしたい部分に線香を押し当てて焼き切る

毛根は皮膚に直接触れることになるので、無理です。
あくまでの先端だけ。刃物でカットすると先が鋭くなってしまうので、焼くことで丸くさせることが狙いです。

お線香を脱毛に使用するメリット・デメリット

上述していますが、これはもう以下2つに尽きます。

・お金がかからない
・毛の先端が丸まるのでチクチクしない

お線香やお香の1本、ほんの数円換算ですから、お金はかかりません。
チクチクするのも多少防げるようです。

そしてデメリットはというと、

・やけどの恐れがある
・綺麗に処理できない
・毛の焼ける臭いが臭い
・お線香の煙や匂いがこもる
・火が途中で消えてしまうので点火し直す手間がある
・時間がかかる

火傷の可能性は十分考えられますよね。
そして毛の焼ける臭い。これは、たんぱく質が燃える臭いなんですが、ケラチンという成分が硫黄のような臭いを発するからなのです。想像つきますでしょうか?

仕上がりが綺麗にできないのも想像ができますよね。下手すると火傷する恐れも。そうなったら、本末転倒ですしね…

そして次に煙や匂いがこもる問題。当然どこか個室などで行うわけですから、その部屋に充満しますよね。
手の焼ける匂いも相まって、相当な悪臭になっていそうです><💦

作業途中で火が消えることも多々ああるようです。その際、火をつけ直すなどの手間や、そのそも原始的な方法ですので時間が掛かってしまうのも容易に想像がつきます。

最後に

脱毛にお線香を使っていた?!意外すぎる事実とは




いかがでしたか?
ちょっといつもの趣向を変えて面白い意外なお線香の用途について取り上げてみました。

まさか昔の人はお線香を使って脱毛していたなんて…
びっくりですよね。私も衝撃を受けましたw

でも、このエピソードが物語るように、お線香はやっぱり古来から人々にとって身近にあるものであり、我々の生活に密接に関わっているものということでしょう。
こちらの記事で、お線香の歴史や時代別の用途などについて
解説しています↓

あわせて読みたい
お線香はいつどのように受け継がれてきた?
お線香はいつどのように受け継がれてきた?こんにちは、お線香マイスターのかおるんです。 皆さんは日常的にお線香やお香を焚きますか? お線香は、我々の生まれる前からずっと継...

しつこいですが、お線香で脱毛なんて絶対にしないでください。
真似してはいけません。

かおるんの一言POINT

✔︎現代はヒートカッター

実際に今現在、お線香を脱毛に使用する人はいないと思います。
仮にいるとしたら、今はヒートカッターという便利なものがあるようなので、そちらを
使ってほしいと思います。

ヒートカッターとは、熱線が先端に付いており、数秒間毛に当てて焼き切る構造です。
コーム状になっていて、直接熱線には手を触れられないようになっています。

気になる方は、チェックしてみてくださいね😇

参考元:「美肌の引き出し」より
https://beaute.googirl.jp/heatcutter64652/

【配送未着/破損保証有】【すぐ使える電池2本プレゼント!】シルキーケア ヒートカッター Vライントリマー ビキニラインケア アンダーヘアのお手入れ ムダ毛処理 SILKYCARE ラヴィア 【配送:ゆうパケット2】

最後までお読みいただき、ありがとうございました。