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お線香マメ知識

お香をお線香として使ってもOKなのです

お香をお線香として使ってもOKなのです

こんにちは、かおるんです。
たまに友人に聞かれるのですが、あなたは「お線香お線香として、お香お香として」の用途以外で
これらを使ったことがありますか?または、使ってもいいと思っていますか?

答えは「YES」です。どちらをどちらに使ってもいいんです。
垣根があるようでありません。

この記事を読んで欲しい人

お線香を沢山貰ったけど使いきれない
お線香を買いたいけど、量が多く使いきれなくて買うのを躊躇している
お線香お香の違いが知りたい
お香お線香代りにしていいと聞いたが、なぜなのか??

今日は、その理由をご説明しますね😄

お線香とお香の違い

お香をお線香として使ってもOKなのです    お香をお線香として使ってもOKなのです
この二つの違いって、なんでしょう?
実は違いはほとんどありません。用途を分けて販売しているだけであって、どちらか一方の用途にしかしか使えないと言うことはないのです。
驚かれました?笑
ではその理由を一つずつ紐解いていきます。

作り方が同じ?!

お香をお線香として使ってもOKなのです
まずお線香お香の作り方なんですが、工程や使用原料・資材はほぼ同じなんです。
①原料の粉砕と攪拌
お線香の原料となる椨粉(タブコ)などの原料は、まず微細な粉末にし、そして大きな攪拌機に移し、この中で十分に攪拌をする。

②練り(コネ)
①に、商品ごとに調合された香料を加え、温湯で粘土のように練り合わせる。
その後、ねり玉と呼ばれる直径30センチ、長さ40センチくらいの円筒型に仕上げる。

③押し出し・盆切り
練り玉を押出し機に入れ、お線香の太さに押し出し、盆板で受ける。

④並べ(生付け)
盆板のお線香を干し板(乾燥板)に移し替える。この際、竹ヘラを使用して、整列するよう丁寧に揃える。

⑤胴切り
干し板のお線香は、製品寸法の定規板を乗せ、コマと呼ばれる回転式のカッターで切り揃える。

⑥乾燥
お線香を乾燥場に置き、一週間から10日間をかけてゆっくり乾燥させる。お線香の香りが育まれる期間となる。

⑦板上げ(束上げ)
乾燥後、お線香に曲がりや折れがないかをチェックし、適量ごとに束ねられ、仕上げを待つ。

⑧仕上げ・梱包
お線香を厳重な審査の後、各々の商品の企画通りに計量し、箱詰め・梱包をする。


椨粉(タブコ)…お線香製造の上で欠かせない、一番基礎となる無臭の原料で、香料同士をくっつけ合わせてくれる糊分の役目を果たす、超重要人物。
押出し機…ところてんを作る器具と同じ原理。穴が複数空いた板へ向かって強い力を加えて細長く押し出すため。
盆板(ボンイタ)…押し出し機から細く麺状に出てきたお線香を適当長さのところでカットしそれを乗せるための木板。
干し板(乾燥板)…お線香を隙間なく並べるための板のこと。盆板に比べ、細長い形状。
コマ…ピザを切り分ける時に使用する丸いカッターのようなもの。

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違いは用途と原料の含有比率だけ

上述のように、作り方や使用する原料は同じなんです。
じゃあ違いはどこに??と言う疑問ですが、それは

<div class=”simple-box9″><p>

用途
・香料の含有率

</p></div>

です。

用途

これは、お線香なら「祈るため・仏事のため」で、お香は「癒し・趣味の範囲」と言うことができます。

こちらの記事でも紹介している通り、香りの歴史はとても古く、聖徳太子の時代から形状は異なるけれども香りを放つものを神仏に使用していましたし、室町時代からは「お香」として存在していました。

お線香は元来、「仏様の前で身を清めるため」や「お線香の煙は仏様のご飯」と言う由来があります。

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伝承した背景が異なるだけなんですね。
元は同じ(作り方や原料)なのですが、用途・使い方が枝分かれしたのです。

香料の含有率

香料とは、複数ある原料の中でも香りの元となるものを指します。例えば白檀や沈香、またラベンダーや薔薇などの人工香料(人工香料といっても、体に害はありません)のことです。

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お線香お香、どちらが香りが強く感じますか?
どちらの方が香料が多いと思いますか?

答えはお香です。
なぜなら、お線香は極端な話、煙が出れば良い(仏様のご飯だから)。
これに対し、お香は?香りを楽しむことに重きを置いているわけです。
ですので、必然的にお香の方が香料を多く使用することになるのですね😄

境界線なく使用していい

お香をお線香として使ってもOKなのです
以上述べてきた通り、お線香お香の違いってあまり大きくないんですよね。
曖昧です。

実際に、「気に入ってる香りだからお香を仏壇で使用する」とか、「お線香なんだけど香りがいいから、お香代わりに焚いてます」と言う方は非常に多いです。

お線香なのかお香なのか、商品のパッケージに表記こそされていますが、これからはその表記ももはや不要なのかもしれません。
境界線なく、好きなように私たちは商品を選び、好きな用途に使い分ける。
むしろ、お線香かお香どちらかを購入したけれど、両方(祈りと癒し)に使う、という形が当たり前になっていくような気がしています。

最後に

お香をお線香として使ってもOKなのです
如何でしたか?
お線香お香、違いがあるようでないんですね、実は😇

特に現代は、お部屋の広さがあまりないお宅だったり、そもそも造りが日本家屋ではなくマンション型になるなどして、
仏壇を設置しない・もしくは小型なものを設置するパターンが非常に増えています。

そうすると、設置する場所がリビングだったり寝室だったり、つまり、「生活空間と同じ部屋で焚く」ことになるのです。
そうすると、当然自分視点で香りを選ぶことになるでしょう。そこで、いよいよお香同様に使えるものが求められるわけです。
上述しましたが、このような時代背景も密接に関わって、お線香お香の使い方も変化していくのだと思います。

もし、いただいたお線香の量に困っていたりして、その香りが嫌じゃなければ、お香として使ってみるという選択肢も増えしてみては如何でしょうか😇

逆もまたありきです。お香が沢山あるなら、わざわざお線香を買いに行かずとも、お香を仏壇や祈りに使用したっていいのです😇

かおるんの一言POINT

✔︎大事なのは「気持ち」

お線香にせよ、お香にせよ、大事なのは決局「気持ち」です。
「祈りたい」「ご先祖様を敬いたい」「仏様を大事に扱いたい」

私たちは何か祈る時には、無意識のうちに手を合わせるものです。
つまり、日本じならみんなDNAに組み込まれている風習のようなもの。
堅苦しく考えずに、ただ「祈りたい」や「大事な人を想いたい」という思いがあるなら、どちらでもいいので、垣根を越えて焚いてみては如何でしょうか😄