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ハッカ油は冬も大活躍 効果6つとすぐ試したい活用法

ハッカ油は冬も大活躍 効果6つとすぐ試したい活用法

こんにちは、お線香マイスターのかおるんです。
今回は、ハッカ油の活用方法を紹介していきたいと思いますが、そもそもハッカ油って聞いた事ありますか?

昨年の夏、妹の3歳の息子(甥)にも使えるようにと、初めて手作りのハッカ油でハーブ虫除けスプレーを作ってげたんです。
(あ、実は私には少し年の離れた妹がおります😇機会がありましたら紹介しますね🧡)
少し詳しく調べてみると、ハッカ油は夏に嬉しい清涼感やスーッとしたクールダウン効果を発揮するだけでなく、寒くて乾燥の激しい冬にも大活躍してくれる事が判明!

そこで今回は、ハッカ油の効果とスプレーの作り方・その他冬にオススメの活用法をご紹介したいと思います。

ハッカ油の効果6つ






ハッカの名前って、チューインガムや風邪予防などの話で耳にすると思いますが、
そもそも、ハッカとはなんぞや?
ここからまずは明確にしていきますね!

ハッカとは

シソ科ハッカ属の植物の総称で、
セイヨウハッカ(ペパーミント)・ヒメハッカハッカなどの呼称を持つ。
独特の香りがあ流。

シソ科の多年草で、湿った草地に自生している。
また香料や薬用とする為、古くから栽培される。高さは約50cm。
葉は対生し、狭楕円形。
8~10月に葉腋に淡紫紅色の小花を輪状につける。薄荷油は葉から採取する。

また、漢方の生薬の一つでもあり、漢方の分野ではその効果の広域性は有名。
発汗、健胃、清涼、解熱、、止痒(しよう)、などの作用がある。
神経症、慢性胃腸病や湿疹(しっしん)に効く柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)、
顔や頭の発疹(ほっしん)やにきび、に効く清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)などに含まれる。
またハッカの精油はメントールとはっか油に分離し、メントールは止痒(かゆみ止め)、鎮痛薬として外用の膏薬(こうやく)などに用いる。

参考元:コトバンク「ハッカとは」より
https://kotobank.jp/word/薄荷-602238

このハッカをオイル状にしたものがハッカ油ということになります👆

ハッカ油の効果6つ

ハッカ油にはどんな効果があるのか?簡単にまとめてみました。

ハッカ油の効果6つ

①殺菌効果
②覚醒効果
虫除効果
④消臭効果
⑤清涼感
⑥鼻詰まり緩和

 

①殺菌効果
ハッカ油のメントールには高い抗菌効果がある。
したがって、掃除に使ったりしてもOK。

②覚醒作用
神経を落ち着かせたり、ストレスや眠気にも効果がある。

虫除け効果
ハッカの匂いが好きな人間と違い、ほとんどの虫はハッカの匂いが嫌いなので、殺虫効果がある。
カメムシ・蚊・ダニ・ブヨ・ゴキブリ・蜂・コバエ・アリ…など、多岐に渡る。

④消臭
消臭やミントの香りで芳香剤の役割をしてくれる。
口臭や汗の臭いなど、なんでもOK。

⑤清涼感
暑い夏に対して「涼を呼ぶ」と言われる効果がある。

⑥鼻詰まり対策
特に小さい子どもは、自分で鼻詰まりを訴えたり鼻をかむことができない為、
ベポラッ○などの代用として有効。

妹の息子は滲出性中耳炎持ちで、耳鼻科処方の漢方薬を毎日欠かさず飲むほど鼻炎が強いそうです(遺伝です…甥っ子よごめん笑)。
ですので、鼻詰まりで夜寝苦しいお子さん対策に関する記事も今後アップして行きたいと思います。

ハッカ油スプレーの作り方

ではいよいよ、ハッカスプレーの作り方を紹介して参りますね!

用意するもの

・無水エタノール
ハッカ油 20滴ほど
・精製水(水道水でOK)
スプレーを入れる空のスプレーボトル
ハッカ油は冬も大活躍!夏だけじゃないオススメ活用法

無水エタノールとハッカ油ともに、普通のドラッグストアで大体扱っていますのでお住いの近くのお店をご確認ください。

注意※スプレーボトルはハッカ油に溶けない素材のものを用意して下さい。
例えば下記表記のものなら安心

✔︎ポリプロピレン(PP)
✔︎ポリエチレン(PE)
✔︎ガラス製陶器
✔︎耐油性
✔︎耐アルコール性

例えばこうゆうの👇

 

 作り方

①無水エタノールと精製水は、1:9の比率になるよう用意

②ボトルに無水エタノール10mlとハッカ油20滴を入れ
よく混ぜる(精製水)を入れる前にこの2種類がよく混ざっていないとうまく仕上がりませんので注意!
ハッカ油は冬も大活躍!夏だけじゃないオススメ活用法 ハッカ油は冬も大活躍!夏だけじゃないオススメ活用法
③①に精製水を90ml入れる

④ボトルの蓋をよく閉めて、振って混ぜ合わせる

完成!
ハッカ油は冬も大活躍!夏だけじゃないオススメ活用法

👇実際に使った方の体験談

いつも野外作業をするとすぐ蚊が寄ってきて、追い払うのが大変で作業もままならない状況でしたが、香水を振りかけるように回しながら自作のハッカ油を自分にスプレーしたところ、一匹の蚊も寄りつきませんでした!他の虫らしきものも飛んできましたが、私をよけて飛んでいきました。

「いちにのさんし!」さんブログより
https://halaioru.com/seikatsuzennpann/hakkayu-tukurikata.html

ハッカ油の選び方・使い方






実はハッカ油を購入する際は、なんでもいいわけではありません。

身体に使うのか・臭い消しに使うかなどを知っておくことも大切で、用途によって購入基準も変えてもいいですね。直接つけるものと、消臭に使うものの選ぶ基準は下記を参考にしてください。

①体に直接つけるものは天然成分が好ましい

実は北海道の北見産のように国産で、そこそこのお値段のものは、間違いなく天然成分を使っており、頭痛や鼻づまりにも効き、デオドラントスプレー虫除けなどにも効果を発揮します。
このように、人体につけたり、香りを直接吸うものは、天然成分100%で作られたものがいいに超したことはありません。

②匂い消しなど、直接体につけないものは合成でもOK

下駄箱の匂い消しや重曹と混ぜて掃除機の匂い消しなど、人体に直接つけないものは、安価な人工のものでも大丈夫だと言えるでしょう。
また、ユニークな使い方として、ハッカ油とニンニク・カイエンヌペッパーを
フードプロセッサーで細かくし、水を加え鍋で煮た上で濾して作るガーデニング用虫除けは、エコな上に最強との声も高いです。総合すると、幅広く使えるという意味では前者がおすすめですね。

おすすめのハッカ油

オススメのハッカ油商品をご紹介しますが、私が使ったのは以下のものです。
「食品添加物」と記載の通り、口に入れても大丈夫な部類で、比較的自然に近いものだと思います。

ですので、小さいお子さんや肌の弱い妹でも使えるかな、と思いました。

実際、肌に少しスプレーしてみましたが、問題なく使えています。

心配な場合は、少しずつ噴射して見て、テストしてみるのがいいですね。

実際に私が使っている商品です↓

冬のオススメ活用法





加湿器で使用

もちろんアロマオイル対応のものを使って下さいね。
※非対応のものに使用すると故障の原因になります。

我が家では冬になるとSizukuというアロマ加湿器に使用していますが、ハッカ油の香りだけでなく、喉の痛みや鼻詰まりがある時などは、ハッカ油に含まれるメントールが症状を和らげてくれます。

②マスクに少し振りかける

ハッカスプレーマスクに噴射すると、「ハッカマスク」のできあがり!
アロマ加湿器のメントール効果と同様、鼻詰まりの緩和が期待できるので、
風邪ひき・風邪予防、人の多い場所への外出時にぴったりです。
ハッカ油原液をそのまま垂らすと少し刺激が強いので、外側に少したらすか、上記で紹介したスプレーを吹きかければ案内して使用できるでしょう。いずれにしろ、最初は少量ずつ試してからにして下さいね。

この方法は口に直接いれるものですから、”食品添加物”の食用にも利用できるものを使用してくださいね。
冬は温かい飲み物を飲む機会が多いですが、ハッカ油を温かい紅茶に1滴たらすと、即席のミントティーの出来上がり!

実際私もやってみてとても意外だったのですが、爽やかな香りとともに口の中がさっぱりして、いつもの紅茶が一味違うものになってよかったです。アールグレイなどの香りが強い種類より、セイロン・ダージリンなどのクセが少ないオーソドックスなものが合うと思います。
1滴で十分ハッカ油の効果がありますので、入れすぎにはご注意を!

③蒸れたブーツの消臭

これも冬ならではのお悩み解決法。
冬に履くブーツの匂いが気になりますよね?そんな時は原液をそのままか、スプレーを少しだけ噴射して下さい。
スーッとした爽快感が嫌な匂いを緩和してくれます。

さいごに

ハッカ油は冬も大活躍!夏だけじゃないオススメ活用法




いかがでしたか?
ハッカ油、意外と広範囲に使えるんです。もし夏に買ったけど、残ってしまっている方はこの機会にぜひお試しください!
まだ買った事がない方にも、そのパワーを実感してほしいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。